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軽井沢・安曇野/自然と建築の融合 1/2

アート

夏の暑い時期には避暑に出かけたいと思いますよね。
避暑地として有名な軽井沢は、新緑や紅葉、アウトレットやスキーなど年間を通して訪れる価値のある場所です。東京からは渋滞がなければ車で3時間ほどで行くことができ、案外気軽に訪れることができる場所では無いでしょうか。

軽井沢はオシャレな避暑地のイメージがあると思いますが、そういった場所にはきっちりとデザインされた建築も多くあります。

少し遠いですが、軽井沢に加え安曇野も行程に加えてみるのはいかがでしょうか?軽井沢同様夏も比較的涼しく、軽井沢とはまた違った自然や建築を楽しむことができます。

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今回の旅行のルート

今回は2泊3日の旅行でした。
埼玉で軽キャンピング車を借りて、車中泊を行いながら巡りました。

<1日目>
東京〜首都高〜中央自動車道〜諏訪IC〜茅野市美術館〜神長官守矢史料館〜ビーナスライン〜白樺湖

<2日目>
(美ヶ原高原美術館)〜大王わさび農場〜安曇野ちひろ美術館〜ハルニレテラス〜トンボの湯

<3日目>
軽井沢コモングラウンズ〜軽井沢千住博美術館〜東京

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茅野市 藤森建築の生まれた場所

茅野市美術館・茅野市民館

設計:古谷誠章+NASCA  (照明計画 面出薫)

劇場・音楽ホール、美術館、図書室、スタジオ、カフェなどの複合施設です。
古谷誠章氏率いるNASCAの代表作で、日本建築学会賞作品賞やBCS賞などを受賞しています。

茅野駅と直結した文化施設です。多くの場合、文化施設は郊外の公園などと併設されていることがあります。利用する際距離がハードルになってしまいます。
この施設は駅と直結しているため、仕事帰りにちょっと美術館へ寄ったり、図書室を待合に利用したりすることができます。
また、複合施設となっているので、普段美術館に興味を持っていない方も気軽に立ち寄れ、アートに触れる機会を作ることができます。

上写真は美術館側の入口です。上部がせり出ており、縦ストライプの壁面が緩やかな曲面を作っています。

こちらはカフェ部分の外観になります。下部がガラス張りになっており、上部の黒いボリュームが浮いているようなデザインにされています。黒いボリュームはテクスチャを変えてストライプ状のデザインにされており、先程の美術館側の外観とあわせてあります。

劇場・音楽ホールのホワイエ部分になります。普段は椅子・テーブルが置いてあり休憩スペースとして開放されているようです。内観も外部と同様、白と黒のモノトーンに抑えてあります。各素材の取り合いや、ディティールがしっかりと納められているので全体がシャープにできています。油圧式エレベータの部分は少し制御しきれていない感じがしますかね。。

こちらは駅に接続している図書室側の内観です。建物全体がコの字間取になっていて、中庭部分に向かって全面ガラス張りとして開放的になっています。
右側に見えているガラス部分はWCや小部屋になっています。

ここの図書室部分はガラス張りになっており、直射日光が入るので本が日焼けすることがTVでも取り上げられていました。図書館の中には貴重本や資料を収蔵する機能があるところもあろうかと思いますが、市民が気軽に図書に触れ合える場所として考えるならば、駅チカでカフェのように開放的で明るい場所として計画され、そこでカジュアルに本が読めるのは良いことだと思います。

神長官守矢史料館 藤森建築の生まれた場所

設計 藤森照信

神長官守矢史料館は、諏訪神社上社の神官である「神長官」を勤めてきた家柄の守矢家に関する資料館です。鎌倉時代より守谷家で伝えてきた守谷文書を保管・公開されています。
重要な祭礼である「御頭祭」の復元展示は独特の世界観があるので必見です。

設計は藤森照信です。建築史家でありながら建築家で、ジブリ作品に出てきそうな一風変わったデザインをすることで一般にも知られている建築家です。

一見自然素材で出来ていそうな経年で壊れそうに見える建物ですが、構造は鉄筋コンクリート造とのこと。その壁面に壁土を塗り仕上げてあります。下屋部分には手割板がかぶせてあります。屋根も石板張りです。

製材されていない木が4本屋根を突き破って立ててあるのが、なにか呪術的な雰囲気を感じさせます。

建築史家 藤森照信は茅野市出身で守谷家とも馴染があったことから設計を依頼されたそうです。

こちらの設計以降、秋野不矩美術館、熊本県立農業大学校、養老昆虫館、ねむの木こども美術館、ラムネ温泉館、ラコリーナ、モザイクタイルミュージアムなどの建築を設計してきています。

高過庵
神長官守矢史料館から徒歩圏内に藤森さんの茶室もいくつか見ることが出来ます。
上はそのうちの一つ高過庵です。ツリーハウスの茶室で、底に開いている開口からはしごで入るようです。

手曲げの銅板屋根と土壁の素材感、そしてなぜか土着的に見えてしまう独特のフォルムが面白いです。

空飛ぶ泥舟
こちらは両端からワイヤーで吊るされた茶室です。名前の通り家というよりは船のような流線型です。こちらも高い場所にあるので、はしごを用いて入るようです。

隣にははしごが置いてありました。ちゃんとはしごの上にも劣化を防ぐための屋根がついていますね、、

低過庵
高過庵の隣には地面に埋まった低過庵があります。こちらは屋根をめくって入る様です。

私は見るのを忘れてしまったのですが、近くには藤森さんの設計した公民館らしきものもありました。こちらも神長官守矢資料館から徒歩圏内ですので、見学してみてはいかがでしょうか。

神長官守矢史料館は駐車場が少ないので、見学の際には留意ください。

ビーナスライン 絶景の高原ドライブ

夏でも涼しい高原地帯をドライブできます。迫りくるアルプスの山々や一面に咲く高山植物などを横目に運転します。
高標高ならではの絶景が迫ります。道路は舗装されており、無料で通行が可能です。

長野県公式観光サイト https://www.go-nagano.net/natue-and-outdoors/id21713

今回の旅行では濃霧に見舞われてしまったため、景色を堪能することはできなかったのですが、長野方面を周遊する旅を計画する際にはぜひとも立ち寄りたいルートです。

女神のテラス1830 では高原を一望できる場所にテラスがあります。スキー場を夏季利用しているようですね。

今回の旅行では白樺湖周辺で宿泊しました。いくつかキャンプサイトもありますので、涼しい気候の中自然に囲まれてゆっくりするのも良いと思います。

他にも美術館があったりしますので、ビーナスライン目的でのデザイントラベルも可能かと思います。

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