引っ越しをするのは、楽しいことですか?嫌なことですか?
新しい街、新しい部屋を探すのは大変だけどとても刺激的なことですよね。
ただ、せっかく借りたのにその部屋が気に入らない・楽しくないとなると寂しいですよね。
そして、毎月の家賃は少しでも抑えるべきです。少しくらい古いマンションになっても、水回りが改修されていれば他は耐えられるはずです。浮いた家賃で好きな本や、食事ができる方が毎月幸せなはず。
一級建築士がどのように部屋を選んでいるか、どうすれば気持ちいい部屋を探せるかお伝えしたいと思います。
検索のしかた
部屋は業者に探してもらうのではなく、自分でネットで探しましょう。
そうしないと、業者は自身が儲かる物件をおすすめしてくる可能性もありますからね。
大手賃貸業者のサイトで探す
検索するサイトはどのサイトが良いでしょうか。扱っている物件は業者による違いは殆ど無いらしいです。そう考えると各業者ともサイトが見やすく検索しやすいので検索は大手賃貸業者を用いると良いでしょう。
検索項目
検索項目は以下とするのが良いです。
- 面積 :1人暮らしなら30平米 2人暮らしなら40平米 子供いるなら45平米
- 間取りタイプ:1人暮らしなら1R・1K。2人暮らしなら1LDK・子供いるなら2LDK
- 駅からの徒歩分数:10分以内
- 築年数:40年以内(新耐震基準) または20年以内 (現行耐震基準)
上記に加え、セキュリティを気にされる方は2階以上などを設定されるとよいでしょう。
ただ、あまり条件を加えすぎると家賃が上がる一方なので妥協できる部分は妥協しましょう。家賃が5千円下がるだけでも毎月の出費は大きく変わりますからね。
広さがまずは大切!
検索項目で大切なのは面積の広さです。気持ちいい部屋を作る一番大切なことは面積だと思います。建物が古くても、少し設備が古くても、北向きでも良いので広さを優先しましょう。壁面の壁紙がダサくても、床が安っぽい材質でも、それらは家具やカーテンで隠したり、カーペットで覆うことができます。
広い1Rが絶対おしゃれ
そして間取りはできるだけ部屋が細切れに小さくなっていないほうが良いです。部屋が細切れになっているとせっかく専有面積が広くても、リビングが狭くては意味がありません。
広いリビングを得るためにワンルームに近い間取りの部屋を探しましよう。
家賃を抑えるために大切なひとつのこと
家賃を抑えるには、駅チカであることや、水回り、セキュリティ、築古などいくつかの項目を諦める必要があるかと思います。
私がおすすめするのは築古で有ることを諦めることです。築古だと、水回りが汚かったり、汚い畳などの印象があるかもしれませんんが、実際は結構異なります。近年は賃貸の競争率も高くなっているので、どこも水回りもインテリアもきれいに改修してあることがほとんどですので、気にしなくて良いことが多いです。あとは耐震性ですね。新耐震基準が適用されたのが1981年なので、それ以降の建築であれば最低限の安全は確保されていると考えて良いです。それよりも古くても大きなマンションであれば耐震改修が行われていることも多いです。
賃貸の内見
希望の物件が見つかったら、内見は必ずしましょう。
内見以降は実際に契約をする仲介業者に依頼しましょう。
仲介業者は仲介手数料0円のところを探すべきです。
例えば下記のハウスーモさんみたいな業者を探すのが良いでしょう。仲介手数料を払わなくて良いということは家賃が10万だとしたらその10万分初期費用が減りますから!
内見の際は、以下を確認しましょう。
- 光回線が通っているか。
- 窓が大きいか
- 部屋はまとまった広さがあるか
- メインの部屋に扉が沢山あったりしないか(扉のある部分には棚置けないので使いにくい)
- 洗濯機は室内におけるか
- マンション入口はきれいか、過剰な張り紙などないか
上記を確認して気持ちいい部屋を探しましょう!
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