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バリ/デザイン旅行 竹の建築とOMA

アート

バリ旅行がデザイン旅行となる理由

コロナも落ち着き、そろそろ海外旅行を計画されている方も多いのではないでしょうか。
私も最近久しぶりに海外旅行を結構しました。
検疫や、旅行先の衛生対策など懸念はありましたが、調べてみるといわゆる観光地と
言われる国々はどちらの点も配慮した対応を取っていました。

今回はインドネシアのバリに旅行に行くことに決めました。
バリに決めた理由は以下となります。
・コロナに関する旅行規制が少なかったこと
・物価が安いこと
・治安が良いこと
・デザイナーズホテルが多くあること
・世界遺産など文化遺産も手軽にアクセスできること
・日本からそれほど遠くないこと
・現代建築家の建物も出来始めていること

上記のように、バリはリゾートとして熟成しており、デザイン旅行もできる場所に
なっていそうです。

コロナ禍でのアクセスは大変?

私が旅行したのは2023年GWでした。
GWを見越してなのか、この頃を境に海外旅行の検疫ハードルが低くなったと思います。
コロナ禍のさ中では、検疫や入出国時に自宅やホテルでの滞在期間があり、安全対策とはわかりながらも、限られた休暇を効率的に利用できるものではありませんでした。

具体的に必要だった対策は以下3点でした。
・有効なワクチン接種証明(外国語ver)
・インドネシア国内のアプリ「Pedulindungi」をインストールすること
・VISAの取得(到着前にオンラインでVOAを申請・取得できるe-VOAもある)
現在の必要な対策は在日本国インドネシア大使館HPにて確認できます。すでに規制はなくなっているようですね。

バリ現地も通常と同じ風景といった感じで、当然マスクをしているかたはいませんでした。
観光客は日本人はあまりいませんでしたが、中国人やロシア人などが多いように感じました。

バリは観光での収益が大切なのでこのとき既に受け入れ態勢は整っていましたね。

バリ旅行がデザイン旅行となる理由

バリに決めた理由は以下となります。
・コロナに関する旅行規制が少なかったこと
・物価が安いこと
・治安が良いこと
・デザイナーズホテルが多くあること
・世界遺産など文化遺産も手軽にアクセスできること
・日本からそれほど遠くないこと
・現代建築家の建物も出来始めていること

バリのスターバックス 旗艦店でバリの地域特性を生かしたデザイン

おすすめホテル The Galicia Ubud はおしゃれで安い!

バリにはシェラトンやアマンなどの大手ホテルがあります。そして、他国より物価も
安いのでこれらのホテルに気軽に泊まることができるのは嬉しいです。

バリ島も結構広く、それぞれ地域に特色があるのですが、ウブドで宿泊したホテルが
結構良かったです。

The Galisia Ubudはスペイン系のホテルチェーンのようです。
コロナ禍に竣工したホテルのようで、まだ新しく、日本人の口コミもほとんどありませんでした。
少しウブド中心地から離れており、タクシーで15分ほどかかる場所にあるのですが、
タクシー代は非常に安いので、これくらいの距離であれば問題ないかと思います。
郊外にある分、ロケーションが素晴らしいです。周囲は一面水田です。

ホテル棟、レセプション棟、レストラン棟、マッサージ棟、ヴィラ棟に分かれている。それぞれを屋外で行き来する。
敷地内はランドスケープもじつにきれいに整備されている。

客室のタイプは、ヴィラ(離れ)と一般客室との2種類ありました。
どちらもウブドの同クラスのホテルより安いです。
新しさ、デザインともにクオリティは十分です。

ヴィラについているプライベートプール。正面には水田が見える。プールソファもついている。夜はライトアップされる。

コストも手頃なのでヴィラタイプに宿泊しました。
部屋もかなり広く、デザインされているのに驚きました。

ヴィラの内部。大きな窓からプライベートプールが見える。
客室棟上階からの景色。下階はプールに面している。左手に見える茅葺きの屋根がヴィラ

食事も朝食は4種類くらいから選べるもので、フルーツがたっぷりで、見た目にもおしゃれなものでした。夕食もレストラン棟での食事で雰囲気の良い高級ホテルのような雰囲気です。
メニューは英語表記もあります。

The Galicia Ubud (HP)
agodaで予約もできます。

バリのデザイナー建築

ポテトヘッド ビーチクラブ

ビーチクラブとは、日本で言えば海の家なのですが、海外ではホテルのようなアメニティの整った施設が多くあるようです。

その中でもポテトヘッドはデザイン好きにオススメです。
基本的にはDJの曲が流れつつも落ち着いた雰囲気があり、潮風を感じながらカクテルや軽食を楽しむ場所です。

ビーチクラブエントランス

建築家はインドネシア建築家 Andra Matin この特徴的な外観は、建物のガラリ(窓)の廃材を利用してあるのです。
内部は下の写真のように、海に向かって開けた構成になっています。閉じた外観からは想像できない開放感です。

ビーチクラブ内部
ビーチクラブでは海には入らずきれいなプールに入ります。インフィニティプールがデフォルト

席によって値段が異なったりするようなので、そのあたりは確認しながら利用するのが良さそうですが、「軽食利用」と伝えればリーズナブルな席に案内してもらえるでしょう。

Potato Head Bali (HP)

ポテトヘッド スタジオ

ポテトヘッドに付属しているホテルはなんとOMA設計です。
OMAはオランダの建築家で世界的に有名なスタジオです。

一般的な高級ホテルは、地域からは完全に閉じたプライベート空間にします。セキュリティ配慮してもそうなるのでしょう。しかしこのホテルはオープンスペースを1Fに設けて、パフォーマンスや、アーティストの発表の場にしている様です。

ピロティでホテル部分は浮いており、1F部分は地域コミュニティーとつながる、新たなリゾートホテルのかたち

地域でよく使われている建材を用いたり、植栽を利用することで、バリ特有の現代建築を作っています。

左手はバー 右手のドームはレストラン
ピロティの向こう側には海

竹の建築  グリーンヴィレッジ

建築家 IBUKU
IBUKUはインドネシアの建築家集団です。建築家とエンジニアで構成されているようです。

バリの空港から車で1時間ほど北に進んだところにある、約12のヴィラと学校で作られた小さな村のような施設群です。学校(green school)はエコについて学ぶ学校のようです。

森の中に作られたこの施設は驚くべきことに竹で作られています。

受付棟 独特の形状をした屋根 ここまでは車で来る必要がある。
ヴィラの屋根 

竹は建材としてエコ、ということで利用しているそうです。
木材と比較して生長が早いので、建材として利用できるサイズになるまでにかかる時間が少ないそうです(3〜5年)。竹を防虫防腐処理して利用するそうです。
構造としては、竹の内部にコンクリを充填させたり、竹を束状にして利用しています。

ヴィラは見学できる プールの向こう側は小川が流れています
水回りの小物も竹でデザインされています

ヴィラは、それぞれオーナーがついており、オーナーが滞在していない間はホテルとして貸し出されるようになっているそうです。

床も階段も竹

グリーンヴィレッジは宿泊だけでなく見学が可能です。ホームページから予約してタクシーチャーターで行くか、ツアーを利用するのが良いでしょう。
見学ではヴィラを2件ほど見学させてもらえます。

Green Village (HP)

竹の建築 FINS Beachclub

こちらは竹でできたビーチクラブです。
高級クラブのようで、持ち物検査などのセキュリティチェックを行ったあと、中に入ります。
ビーチソファなどはすべて有料席になっています。

海沿いに建つビーチクラブ 

施設の中には、軽食レストランや寿司バー、ジェラートなど多様なレストランが併設されており、老若男女がそれぞれの楽しみ方をできるようになっています。

照明も竹製

アラブや中国 、ロシアなどの旅行者が多く利用しているように感じました。

バリの移動手段

バリには鉄道がありません。バスはあるようです。
ただタクシーが安いのでタクシー一択になるでしょう。

タクシー配車アプリ「Grab」を日本で予めダウンロードしておくと良いでしょう。
日本のアプリと全く変わらない利用方法が出来ます。出発地と目的地を選択すれば、金額も決定するので安心です。

空港からホテルまでの送迎や、ホテルから空港までの送迎については、ホテルに依頼すると確実で簡単なのですが、コストを抑えるなら現地オプション会社の「KKDAY」から予約を日本でしておくと安心です。

まとめ

バリのデザイン旅行はいかがでしたでしょうか。
今回は現代建築を主として案内しましたが、伝統建築や自然もグルメもオススメしたいものが沢山あります。(それらの内容も追ってUPできると良いと思ってます)

バリの旅行はデザイン好きにも楽しめるものにできます。

ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?

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