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北海道車旅/デザイントラベル04 札幌・小樽

グルメ

3回にわたり北海道の車中泊旅行でのデザイントラベルについてご報告してきましたが、この記事で最後になります。

札幌で車を借り、支笏湖〜真狩町〜洞爺湖〜苫小牧〜白老町〜富良野〜美瑛〜旭川 と北海道西部を回遊してきました。
最後は札幌〜小樽になります。

以前の記事はこちら
北海道車旅/デザイントラベル01
北海道車旅/デザイントラベル02
北海道車旅/デザイントラベル03

札幌市内の建築デザイン おすすめの現代建築 

旭川から札幌に戻りました。札幌は北海道随一の都市なので建築も面白いものが多く存在します。

札幌の現代建築でまず見るものといえば、イサム・ノグチの「モエレ沼公園」と原広司の「札幌ドーム」になります。初めての北海道旅行で建築を楽しむなら、この2つは外せません。

モエレ沼公園 遊具あり フレンチあり 

モエレ沼公園は、世界的彫刻家イサム・ノグチが彫刻の延長としてランドスケープを手掛けた公園で、雄大な土地のある北海道でしか作り得なかったものになります。また多くの彫刻も展示されており、遊具としても楽しめるので子どもも楽しめます。

また、公園内にあるガラスのピラミッドは建築家が設計しており、そちらも合わせて見学するのが良いでしょう。ガラスのピラミッドの中には食べログ100名店にも選ばれているフレンチもあります。こちらでランチを食べるのも良いと思います。

場所がアクセスしづらいのが難点なのですが、ぜひ一度は訪れるべき場所です。

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札幌ドーム デザインされたハイテクドーム

設計:原広司(京都駅を設計)

BCS賞受賞

芝生のフィールドが動くことで、天然芝のサッカー場と野球場、イベント催場を兼用することができるハイテク施設です。

ステンレス製の独特の形状の屋根は、地域の卓越風を配慮し、風上を屋根の高い部分に風下を低い部分に設計して屋根に積もった雪が自然に下へと落ちる構造となっており、降雪期も「雪下ろし」の必要が無いようにしているそうです。
その他ドームに展望台が付いているのも面白いです。

日本ハムが新球場に移転して、経営が厳しいようですのでもしかしたら今後大きな転換があるかもしれません。そうならないうちに見学に行ってしまうのが良いと思います。

北菓楼 安藤建築 リノベーション

設計:安藤忠雄

大正時代に図書館として建てられた建物を、安藤忠雄がリノベーションして北菓楼札幌本館に生まれ変わりました。

1階にはショップ、旧玄関ホールがあります。旧玄関ホールは大正時代当時のままの姿を残した石積の階段になっており、記念撮影スポットになっているようです。ショップではバームクーヘンなどの洋菓子からおかきの様な和菓子まで販売されています。札幌本館限定品もあるようです。

2階はカフェ、メモリアルルームがあります。カフェは1階からの吹き抜けに位置し、明るく開放的です。壁面は一面の本棚になっており、図書館時代のDNAを感じられるようにデザインされています。

もとが古いレンガ造の建築なので、耐震性を持たせるために、内部にはコンクリートと鉄骨を用いた壁や柱で補強されています。1Fはコンクリートの打ち放しとして安藤建築のクールさを表現しつつ、2Fは細い鉄骨柱にすることで既存のレンガ壁がよく見えるようにデザインされています。天井はヴォールト状になっており、上品な印象となっております。荒々しいレンガの壁との対比が新旧の建築の対比として表現されています。

カフェはケーキセットのコスパが良いらしいですが、私が訪れた際には満席でした。。

六花亭 上品な空間と 落ち着く山野草ガーデン

設計:竹中工務店

札幌駅より徒歩5分の好立地です。
ショップ、カフェ、ショールーム、音楽ホールなど異なる用途を立体的に積み上げてあります。
ショップの南側には、北海道の山野草を植栽したガーデンが作られています。六花亭の花がらの包装紙を想起させる美しい庭園になります。

六花文庫というのも札幌市内にあるようです。こちらも落ち着いたカフェになっているようです。

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小樽建築 現代建築は無い 運河のまち

小樽といえば、北海道の中でも札幌、函館とともにトップ3に入る観光都市です。
小樽運河沿いの景観、歴史的建造物、新鮮な海の幸などが有名ですね。
札幌からもJR快速列車で30分強で気軽に訪れることができます。

北一硝子三号館  おしゃれな木造架構のオイルランプカフェ

小樽運河から少し南にあるガラスショップです。もともとは石油ランプの製造から始まり、漁業用の浮き玉やテーブルウェアを扱うように時代によって変わってきたそうです。
店舗である北一硝子三号館は、石造の倉庫になります。明治時代に漁業用倉庫として建てられたものだそうです。構造は木造になっており、外部仕上げが石張りになっています。

「北一ホール」はカフェになっていて、店内の明かりは石油ランプのみになっています。ランプに木造の架構が照らし出され、幻想的な雰囲気になっています。天井高もあり、照明効果で倉庫というより教会のような雰囲気すらあります。
カフェでは紅茶や紅茶フレーバーのソフトクリームなどがいただけました。
人気のカフェで少し並ぶことになるかもしれませんが、大箱ですのでそれほど待たずに入店することができるでしょう。

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まとめ

北海道の車中泊デザイントラベルはこちらで終わりです。

札幌で車を借り、支笏湖〜真狩町〜洞爺湖〜苫小牧〜白老町〜富良野〜美瑛〜旭川〜札幌〜小樽 と北海道西部を回遊してきました。

GWということもあり、雪はギリギリ車道にはなく、桜は満開という環境の中での旅行でした。桜とふきのとうが咲き誇る春満開の景色がありつつも、春なので車中泊でも寒さに凍えることなく快適に過ごすことができました。

繰り返しになりますが、北海道では建築巡りにかかわらず、観光地めぐりには車が必要になると思います。
その際、車中泊の利用は面白い手段かと思いました。キャンプ場など北海道の自然を堪能できる場所で泊まることができれば、焚き火など北海道の大自然の中でのキャンプも楽しむことができます。

北海道は建築だけでなく、自然も食事も素敵な場所が沢山です。
ぜひ出かけてみてください。
その際このブログが少しでも参考になればと思います。

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